監督:山田洋次 ほか
主演:渥美清
配給:松竹
皆さんこんにちは。義理と人情、そして惚れっぽさでおなじみの「けだま。」です。(‘ω’)ノ
8月27日は映画『男はつらいよ』の公開日。
ですがその前に、私の「けだま。はつらいよ」な小話をひとつ。
青年ハシビロコウの黒歴史
まだ若かりし頃、春先の寒い日にスーツを新調しました。
理由はもちろん、当時の“マドンナ”とのデートです。
当時流行り始めたIT系社長のように、
スーツ+襟なしシャツ+ノーネクタイという
スタイリッシュな装いで決める予定でした。
ところが当日。
いくら探しても、まともなシャツが一枚もない。
季節はまだ寒い。
そして服に無頓着な私は、こう考えました。
👉 「ヒートテックでいいのでは?」
待ち合わせ場所にて。
🚺「な、なんなの!?その格好は!!」
🐔「どうだい?自由なIT富裕層っぽいだろう?」
🚺「ジャケットはまだ許せるわ……でも、その下!」
🐔「ヒートテック♡」
🚺「肌着にジャケットって……寅さんなの!?」
彼女はその場で崩れ落ちました。
それでは解説スタートです。(‘ω’)ノ
8月27日は「男はつらいよの日」
1969年8月27日、映画『男はつらいよ』第1作が公開されました。
主人公・車寅次郎(通称:寅さん)の人情味あふれる物語は大ヒットし、
シリーズは全49作(特別編を含めると50作)にまで拡大。
日本映画史上、もっとも長く愛された作品のひとつとなりました。
なぜ記念日になったのか
もともと寅さんはテレビドラマの登場人物でした。
しかし最終回で“死亡する展開”が描かれたことで視聴者から抗議が殺到。
「寅さんを死なせないでほしい」
その声を受けて映画版が制作され、
結果として長寿シリーズへと発展します。
第1作の公開日である8月27日が、
現在「男はつらいよの日」として知られるようになりました。
寅さんとはどんな人物?
寅さんは東京・柴又の団子屋「とらや」に生まれ育った男。
義理人情に厚い
商売は下手
とにかく惚れっぽい
そして必ず失恋する
毎回マドンナに恋をしては振られ、
トランク一つで旅に出る。
その繰り返しが、多くの観客の共感を呼びました。
有名な決め台詞
👉 「それを言っちゃあおしめぇよ!」
マドンナたちが彩った恋模様
シリーズの大きな魅力は、
毎回登場するヒロイン“マドンナ”。
出演したのは日本を代表する名女優たちです。
吉永小百合
浅丘ルリ子
竹下景子
いしだあゆみ
幸せをつかめそうでつかめない。
その切なさが、寅さん最大の魅力でした。
世界記録にも認定されたシリーズ
『男はつらいよ』は全49作が制作され、
同一俳優による主演映画シリーズとして世界最長。
観客動員は延べ8000万人以上とも言われ、
日本映画界の金字塔となっています。
裏話・エピソード
■ テレビ版では一度死んでいる
前述の通り、テレビ最終回では死亡する展開がありました。
映画版では“復活”し、国民的キャラクターへ。
■ 渥美清の素顔
寅さんとは対照的に、実生活では寡黙で真面目な人物だったと言われています。
■ トランクは同じもの
旅の象徴であるトランクは、シリーズを通して同じものが使われたとされています。
「男はつらいよ」が描いたもの
この作品が長く愛された理由は、
単なるコメディではなく「人情」と「家族愛」にあります。
柴又の下町風景や、
妹さくらと家族の温かい交流は、
忙しい現代社会で失われつつあるつながりを思い出させてくれます。
不器用でも人間味あふれる生き方。
それこそが寅さんの本質でした。
現代でも愛される理由
シリーズは今なお人気が高く、
デジタルリマスター上映
記念館展示
テレビ放送
などで新しい世代にも親しまれています。
2019年には50周年記念作品
『男はつらいよ お帰り 寅さん』
も公開されました。
まとめ
8月27日は、日本映画史に残る名作
『男はつらいよ』が誕生した日です。
寅さんの物語は、
笑いと涙、そして温かい人間ドラマの結晶。
もしまだ観たことがないなら、
ぜひ一度その旅に付き合ってみてください。
最後に、読者の皆さんの声が聞こえてきます。
「前置き長ぇよ!」
ですが……
👉 「それを言っちゃあおしめぇよ。」
