最強は誰だ?苗字王決定戦ここに開演!!
マイノリティとマジョリティ。苗字に対するテンションの温度差
皆さんこんぬつは!!ナンバーワンよりオンリーワン、天上天下唯我独尊のけだま。です(‘ω’)ノ
実は私、生涯で5人くらいしか同じ苗字の人に出逢ったことがない珍しい苗字なのです。このことを嫁さん(まだ結婚前)に告げたところ、
「アハハ!私なんて学年に5人はいるわよ!!」
なんて鼻で笑っていた嫁さんの旧姓は鈴木……。
本日9月19日は【苗字の日】。今回は鈴木勢の強さの秘密を紐解いていきたいと思います。
苗字の日ってなに?
9月19日は「苗字の日」。1870年(明治3年)、明治政府が「平民苗字許可令」を発布した日です。
それまで苗字を名乗れるのは武士や公家など一部の身分に限られていましたが、この布告によって平民も苗字を持つことが「許された」のです。
ただし当時はあくまで「許可」レベル。名乗る人は少数派でした。
そこで政府は5年後の1875年(明治8年)、全国民に苗字を義務付ける「平民苗字必称義務令」を出しました。これにより戸籍制度が整備され、徴兵や税の徴収がスムーズになったという背景があります。
ちなみに江戸時代の庶民は苗字の代わりに「屋号」や「通称」で呼ばれることが多く、苗字必須となったときに「じゃあ屋号をそのまま苗字にしよう!」というケースも多々あったそうです。
つまり、苗字の日は「私たちが今日当たり前に使っている名字が始まった記念日」なんですね。
日本で多い苗字ベスト5とその由来
1位:佐藤(さとう)
全国に約190万人。日本人の約1.5%が佐藤さんという計算になります。
ルーツは藤原氏で、「佐(助ける)」+「藤(藤原)」が由来。特に東北地方で圧倒的勢力を誇ります。
2位:鈴木(すずき)
約180万人で、静岡を中心に全国展開。
語源は稲作文化に由来すると言われ、「すすき(稲の穂のこと)」が変化して「鈴木」となった説が有力です。全国の鈴木さんのうち約1割は静岡に集中しているんだとか!
3位:高橋(たかはし)
約140万人。地名や橋に由来する名字で、「高い場所に架かる橋」や「高台の橋」から来ていることが多いです。東北地方で特に多いのも特徴です。
4位:田中(たなか)
約130万人。文字通り「田んぼの中に住む人」から。
稲作が生活の中心だった日本らしい、シンプルで力強い名字です。
5位:伊藤(いとう)
約110万人。「伊勢の藤原氏」にルーツを持つ人が多く、特に愛知県など東海地方で勢力を伸ばしました。
実は地域によっては「佐藤」を上回るシェアを誇る場所もあるんです。
苗字トリビアあれこれ
- 全国に苗字は約30万種類!
ただし上位10位までで人口の1割を占めるので、やっぱり「強い名字」はめちゃくちゃ強い。 - 苗字に多い漢字は「田」
田中、山田、吉田、岡田……農耕文化が日本人のアイデンティティに直結している証拠です。 - 一文字苗字も存在する
「東(あずま)」「井(い)」「谷(たに)」など。短いのに意外と目立ちます。 - 読みが難解な苗字
「四月一日(わたぬき)」「小鳥遊(たかなし)」「月見里(やまなし)」など。読みが分かった時の「なるほど感」がクセになります。 - 珍苗字は全国数世帯のみ!
「勅使河原(てしがわら)」「百目鬼(どうめき)」など、聞いただけでインパクト抜群な名字も実在します。 - 最も長い苗字のひとつは「左衛門三郎(さえもんさぶろう)」
名前みたいですが、これも立派な苗字。
こうしたトリビアを知っていると、自己紹介や雑談でちょっとした話のネタになりますね。
まとめ
テレビを観ていて仮に私と同じ苗字の芸能人が出てきたら椅子からずり落ちるほどびっくりするけど、
『おっ!!今の芸能人鈴木○○だって!!』なーんて言っても、
『ふーん』なんてつれない返事なのも致し方ない話ですね💦
珍しい苗字勢の私としては、憧れのスズキブランド♡
結婚前、『俺が鈴木になろうか?』と提案したところ、
『何、バカな事言ってるの!!』と一蹴されたのも良い思い出です(≧▽≦)