【登場人物紹介】

後輩K:20代、185cm/100kgの巨漢。天然ボケと情弱のハイブリッドだが、正義感は人一倍



私(けだま。):40代、中年の星。職場ではツッコミ、家庭ではボケ。ITリテラシーはダチョウ並みだが、活字中毒の雑学王。
皆さんこんぬつは(‘ω’)ノ 社会を生き抜くため「5分前行動」を実践し続ける、けだま。です。 待ち合わせに遅れる → 相手を待たせる → 相手の時間を奪う → ひいては相手の人生を奪う。 壮大な話に聞こえますが、私は本気でそう考えています。しかし、世の中には根本的に相いれない人種もいるようで……。
先日、愛しき後輩Kと喫茶店で待ち合わせていた、4月13日のお話ーーー。



やあ!雰囲気の良い喫茶店だなぁ。あいつに待たされているのも忘れるくらい居心地が良い。ちょうど今日は『喫茶店の日』だし、これも何かの縁だな♪
【豆知識:喫茶店の日】
1888年(明治21年)4月13日、東京・上野に日本初の本格的喫茶店「可否茶館(かひさかん)」が開業したことに由来します。 当時のコーヒーは1杯1銭5厘。入場料だけで別途1銭5厘かかる高級店でしたが、店内にはトランプや更衣室まで完備され、知識人が交流する「文化の拠点」でもありました。
と、上質なコーヒーを味わっていたところ、カランカラン、ガッシャーン!と騒がしい音が。



先輩っっ!!さーせんっしたっっ!!💦💦



遅い!!遅いぞっ!!武蔵っっ!!



ケータイも電車も、田舎のばあちゃんまでぶっ壊れて大騒ぎで……。てか、武蔵ってなんスか!!俺っスよ、俺っ!!



お前の言い訳が一番ぶっ壊れてるわ! 今日は4月13日、『巌流島の決闘の日』なんだよ。お前のおかげで佐々木小次郎(待ちぼうけ側)の気分だわ



ガンリュージマ……? なんか聞いたことあるんスけど、うっかりド忘れこいちゃいましたわ!
【解説:巌流島の決闘】
1612年4月13日、関門海峡の「船島(巌流島)」で行われた宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘。 武蔵はあえて数時間遅刻して現れ、怒った小次郎をよそに、舟の「櫂(かじ)」を削って作った特製の長い木刀で圧倒したとされています。公式記録は乏しく、多くは後世の伝承によって広まりました。



……なんか思ってたんと違う。武蔵ってスゴい剣豪のはずなのに、全体的にコスい(ずる賢い)イメージがあるんスけど……😅



おまけに彼は風呂に入らない人間だったらしい。彼の強烈なフレグランスは戦いでも有利に働いたはずだ。垢がたんまりだったろうからな



でも、どうしてこんなに恰好悪い勝ち方が知れ渡ってるんスか? 勝った武蔵なら、もっとスマートに勝ったって宣伝できたはずなのに……



おっ!? お前にしては鋭い太刀筋! その疑問に対する、俺の結論はこうだ。大事なところだからなぁ~耳の垢かっぽじって良く聞けよ?
【けだま。の視点:武蔵のコア部分】
武蔵にとって決闘は「見栄えのいい試合」ではなく、文字通りの**「命のやり取り」**。 負ければ死。だからこそ、美化して飾る余裕なんてなかった。泥臭くても「生き残って次の道へ進むこと」に、彼なりの潔癖な誠実さがあったんだと思うよ。 晩年の『五輪書』に書かれたのは「勝つための合理性」だけ。不格好な伝承が残ったのは、武蔵が「勝負の真理は泥臭い準備と計算の積み重ねだ」と、嘘偽りなく後世に伝えたかったからじゃないかな。 「勝ったからこそ、不格好な真実を語る権利がある」 自分がコスく見えるリスクを承知で、勝負の厳しさという「本質」を叩き込もうとした……そう考えると、彼の不器用な優しさが透けて見えないかい?



どうだ? 生き残るには泥臭い準備が必要なんだ。お前も言い訳を考える暇があるなら、5分前行動を心がけて『本当に勝てるロジック』を追求してみろよ



そおっスね。その準備の先にオリンピックのメダルがあるんスね……



…………。は? お前何言ってんだ??



へっ!? 先輩、五輪書って…
【終わりに】
準備不足。中途半端な【喫茶店の日】の説明。相も変わらず遅刻する後輩K。 説教臭い私の武蔵史観。そして五輪書をオリンピックと間違える陳腐なオチ。
不格好ながら、これが泥臭い私の真実。 読者の皆さんに秘剣「ちゃぶ台返し」を食らわないかドキドキしつつ。。。









