「環境問題? ああ、あの意識高い系のやつね」 そう思ってブラウザを閉じようとしたあなた、ちょっと待ってください。
本日6月5日は『世界環境デー』。 実はこれ、私たち日本人が世界に提案して始まった、いわば「日本発祥の記念日」だってご存知でしたか?なのに、当の日本が自分の国で「環境の日」と決めるまでには、なんと20年もの歳月が流れていました……。
今回は、環境問題に1ミリも興味がない我が職場の後輩K(現在、絶賛失恋中)を相手に、現代サバイバルの必須知識「5R」を教え諭します。
なぜ日本は20年もモタついたのか? なぜ後輩Kの恋愛は「リサイクル」不可能なのか?
お役所の腰の重さと、男の未練が交錯する「セコくて深い」環境論。 読み終わる頃には、あなたの飲みかけのペットボトルが、少し違った見え方をしてくるはずです。
- 「世界環境デー」は日本が提案した記念日! だけど日本が法律で認めるまでには、お役所事情で20年もかかった。
- 「3R」より進んだ「5R」を学べ! ゴミも脂肪も「出口戦略(処理)」より「入口戦略(断る・減らす)」が100倍大事。
- 未練はリユース不可! 物は修理(リペア)して使い倒すべきだが、終わった恋は粉々に粉砕して「別の何か」に生まれ変わるしかない。
~当ブログのエコロジーなふたり~(初めての方へ)

後輩K:体重100㎏越えの大男。「もしや俺のゲップのせいで地球温暖化!?」



けだま。:ブログ記事50本越えの中年。「もしや俺のPC電源消し忘れのせいで地球温暖化!?」
🌍 世界環境デーは日本発祥!?言い出しっぺの「責任」と「生みの苦しみ」
皆さんこんにちは。エコ生活っていうよりセコ生活が板についてる けだま。です。
本日6月5日は世界環境デー。日本では1993年より「環境の日」としておなじみですね。実はこの日を制定するにあたり日本が深く関わっていたことはご存知でしょうか?
本日は丁度良い機会なので、環境問題に恐ろしく無頓着な愛すべき私の後輩Kに、環境問題がどんな事なのか教え諭したいと思います。
始まりは1972年にストックホルムで開催された「国連人間環境会議」でのことーー
【7秒でわかる世界環境デーのあらまし】
- 誕生のきっかけ: 1972年6月5日、スウェーデンで開催された「国連人間環境会議」が舞台。
- 日本のファインプレー: この会議で「世界共通の環境記念日を作ろう」と最初に提案したのは、実は日本代表団だった。
- 国際的な記念日へ: 提案は見事に可決され、国連総会で「6月5日=世界環境デー」と正式に制定。今では世界150カ国以上が参加するビッグイベントに。
- 日本の「環境の日」: その後、日本でも1993年に制定された「環境基本法」によって、6月5日が正式に法律で記念日と定められた。



つまり今日はな、この地球で生かしてもらっていることへの『礼儀』を思い出す日なんだよ。難しいことじゃない、まずはその飲みかけのペットボトルを正しく分別するところから始めてみないか? ……っていう、実に奥の深い日なんだよ。わかったか?



えっ?ちょっと待ってくださいよ!そんなあらましなんかより見て下さいっ!!よくよく考えりゃそのなんとか会議から環境の日制定まで20年掛かってませんか?



ほう!いいところに気が付いたな!時間が掛かったのには、深い理由があるんだけど、まあ問題の根底にあるのはお役所の腰の重さ、レスポンスの悪さにあるんだろうな。
⏳ 1972年から1993年まで、なぜ時間がかかったのか?
- 「公害」から「地球」への視点の変化: 1970年代の日本は、まだ四日市ぜんそくなどの「公害問題」の真っ只中だったんだ。まずは目の前の煙や水をどうにかするのが先決で、「地球全体の環境」という大きな視点で法律を整える余裕がまだなかったんだよ。
- バラバラだった法律の統合: 昔は「大気汚染防止法」とか「水質汚濁防止法」みたいに、個別の法律がバラバラにあったんだ。これらを一つにまとめて、今の「環境基本法」という大きな枠組みを作るのに、役所同士の調整や議論でとんでもない時間がかかったんだな。
- 「1992年の地球サミット」が決定打: ようやく重い腰が上がったのは、1992年にブラジルのリオデジャネイロで開かれた「地球サミット」だ。ここで世界中が「持続可能な開発」に向けて動こうと決まったことで、日本も「よし、重い腰を上げるか!」と、翌1993年にようやく「環境基本法」を制定し、その中で6月5日を「環境の日」に決めたんだよ。



うお!恐るべき仕事の遅さっ!まるで彼女を家に呼びたいのに、いつまで経っても家が片付けられなくて結局彼女にフラれる、ぐーたら男のような…。やっぱりよそ(海外)も似たような感じなんすか?



いや、実はな?こうやって環境の日なんて法律をカチッと決めて運用してる国の方がまれなことで、世界のスタンダードは、「国連が決めた日なんだからわざわざ自分の国の法律で記念日として作り直す必要はない」ってスタンスなんだ。



ガハハハ!また出たよ!お役所!あいつら何しろ仕事が遅っせぇからな!



バカ!失礼なこと言うんじゃない!自由に直観だけで生きてるお前と違って、普通の日本人は常識という名の同調圧力にがんじがらめになって生きてるんだ!きっとお役所の皆さんは今日も「〇〇法第〇条に基づき、我が国もこの日を記念日とする!」てな感じの努力を続けているに違いない。(笑)
🛑 環境問題を考える上で避けては通れない3Rの話
🤔 後輩Kの「自堕落な3R」とは?



ところでお前は、環境問題を考える上で大事な3Rってしってるか?



何すか?そりゃ?ひとっつも耳にかすった事ないっすわ!



だろうな。お前の自堕落なわがままな生活見てりゃ納得だな。お前の3Rってこんなもんだろ?
【後輩Kの自堕落な3R】※けだま。調べ。
- R楽な方に流される
- Rラードに溢れた身体
- R来年こそは頑張る(今は頑張らない)



なっ!?失礼なっ!デカいのは否定出来ないにしても、来年の抱負まで否定されるたぁ納得いかんっすよ!!



来年じゃないんだ!今でしょ、今っ!地球上における環境の悪化は待ったなしの状態なんだよ!来年からなんて放漫な生活を続けてたら笑うのはお前の無駄な消費のおかげで売り上げがあがる企業という名の「鬼」だけなんだよ!いいか?大事な事を言うから良く聞けよ?
📉 1. Reduce(リデュース):発生抑制(減らす)
「ゴミが出てからどうするか」を考えるんじゃなくて、「そもそもゴミになるものを家や職場に持ち込まない」。これが3Rの中で最も優先順位が高い、最強のアクションなんだ。
具体的にはこういうことだ。
- 無駄な買い物をしない: 「安いから」という理由だけで、結局使わずに捨てるようなものを買わない。
- 過剰な包装を断る: コンビニで「袋いりません」「箸いりません」と言う勇気。これがリデュースの第一歩だ。
- 長く使えるものを選ぶ: お前みたいに「使い捨て感覚」で安物を買い換えるんじゃなくて、少し高くても丈夫なものを選んで、ゴミが出る回数を減らすんだよ。



つまり太ってからどのサプリで瘦せようか?って話じゃなくて、『最初から口に入れる揚げ物の量を減らす』これがリデュースの真髄なんだ。出口戦略じゃない!入口戦略がそもそも一番大事なんだ。
🔄 2. Reuse(リユース):再利用(繰り返し使う)



リデュースで入り口を絞っても、どうしても出てしまうゴミがある。それを『形を変えずに、そのまま何度も使い倒す』。これが2番目のR、リユースだ。一度使ったらポイ、じゃなくて、命ある限り(壊れるまで)付き合うってことだな。
- 裏紙や空きビンの再利用: ミスプリントした紙の裏をメモ帳に使う。ジャムの空きビンを洗って小物入れにする。
- 詰め替え用を選ぶ: シャンプーや洗剤は、本体を毎回捨てるんじゃなくて中身だけを補充する。
- フリマアプリの活用: 自分がいらなくなった服や道具を、お前みたいに金のない後輩(あるいは見知らぬ誰か)に譲って使ってもらう。



つまり、商品を買う前によーく考えて、一度買ったらボロボロになるまでとことん使い、浮気をせずに愛し抜く…。これがリユースの真髄なんだ。



浮気せずに愛し抜く…。うおーん!あゆみーーっ!もう浮気なんてしないからもう一度より戻そーーっ!!



お前のそれはリユースじゃない。ただの未練だ。ストーカー規制法に引っかかる前に新しい恋を探せ。
♻️ 3. Recycle(リサイクル):再生利用(資源に戻す)



お前の恋バナは置いといて最後のリサイクルの話だ。環境への配慮が足りないお前でも知ってるリサイクルって、実はこの3Rの中でも最後の手段として、なるべくなら使いたくない方法なんだよ。
【5秒でわかるリサイクルのあらまし】
- 最終手段: 「リデュース(減らす)」「リユース(そのまま使う)」を尽くしても、どうしても出てしまったゴミを「一度資源(バラバラ)に戻して、新しい製品に作り変える」こと。
- 具体例:
- 集めたペットボトルを細かく砕いて、フリース素材の服にする。
- 古紙をドロドロに溶かして、トイレットペーパーにする。
- 本当のコスト: 資源に戻すためには、工場を動かす膨大な電気や熱(エネルギー)が必要になる。だから「リサイクルすれば万事OK」ではなく、3Rの中では一番最後の手段なんだ。



つまりリサイクルっていうのは、どうしても元の形に戻れないから一度粉々に粉砕して、全く新しいものとして生まれ変わらせる行為なんだ。勿論、それには莫大なコストが掛かるがな。



つまり、めっちゃ金掛けて全く新しい俺になれば、あゆみともよりを戻せるということっすね?



お前は俺の説明ちゃんと聞いてたのか?同じ製品にはならんって言ってるだろうが!お前もいつまでもたらたら言ってると、ドロドロになったトイレットペーパーのように便所に流されるぞ?現実を見ろ。未練に流されるな。
🛠️ 残りの2R:Refuse(断る)と Repair(修理する)



実はな。近年の環境問題への意識の高まりから「従来からの3Rじゃ足りぬ!これからは5Rの時代だ!」というムーブメントがあってな。それも合わせて覚えておくんだ。
【5秒でわかる残りの2Rのあらまし】
- 4. Refuse(リフューズ):断る ゴミになるものを最初から「いりません」と拒否すること。(例:レジ袋、不要な割り箸、無料の試供品、ポストの不要なチラシなどを断る)
- 5. Repair(リペア):修理する 壊れたものをすぐに捨てず、直して長く使うこと。(例:お気に入りの靴の底を張り替える、破れた服を縫う、家電を直す)



つまりな、いらないものは入り口でキッパリ『断る(Refuse)』。そして、手元にある大切なものは直して『長く使う(Repair)』。この2つを足して5Rってことだ。



それは、「あなたとは長くは付き合えない」ときっぱりと断られた俺に対する嫌味っすか?



あははは。何でもかんでも、環境問題にお前の恋愛問題を絡めてくるな。環境問題は待ったなしだが、お前の恋愛は待った(未練)ばっかりだけどな。
🏯 【近くて遠い究極のエコライフの理想郷】



環境問題の現在地を勉強したお前に最後のクイズだ。別に特段環境問題を意識したわけでもないのに、結果的に究極のエコライフを達成した「近くて遠い国」はどーこだ?



はぁ?先輩の好きなとんち話っすか?



惜しいな。とんちじゃない。落語の方だ。
(後半へつづく。)










