「1個のウィッグを作るために、小学校1クラス全員がラプンツェルになる必要がある」って知っていましたか?
本記事では、病気などで髪を失った子どもたちに医療用ウィッグを無償で届けるボランティア「ヘアドネーション」を大特集。 31cm以上の厳格なルールから、善意の押し売りにならないためのデリケートな現代の課題まで、IT音痴のハシビロコウが3分で分かりやすく解説します!
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嫁さん・何事にも造詣が深い。けだま。の軍師的、知恵袋的存在。



けだま。・何事にも浅いが、毛深い。原始的、嫁さんの堪忍袋ブレイカー
ヘアドネーションって一体どういう意味?
皆さんこんにちは。髪の毛よりも無駄に元気な体毛が悩みの けだま。です。
世の中には、まだまだ私の知らない志の高い立派な活動が数多くあります。本日は私の全く知らなかった活動について皆さんと知識共有が出来たらなと、記事にしました。きっかけになったのが、嫁さんとの何気ない会話からです。



娘の友達の○○ちゃん、髪長いよねー。○○ちゃんのお姉ちゃんも長いじゃない?
お母さんも大変だよね~毎朝ラプンツェル姉妹の髪のセットアップも。



あー、あの子たちはヘアドネのために髪伸ばしてるのよ。偉いわよねー♪



何じゃ?ヘアドネって?



ヘアドネーションのことよ!



ヘアドネツク州…?



紛争してどうするっっ!
○○ちゃん一家の活動をまるっきり分からないのもどうかと思うので、ヘアドネーションについて色々調べて来ました。
1. ヘアドネーションの意義
なぜ「髪」が必要なのか
ヘアドネーション(Hair Donation)とは、
小児がん・先天性脱毛症・事故などで髪を失った子どもたち(主に18歳以下)に、寄付された髪で作った医療用ウィッグを無償提供する活動です。
では、なぜ「本物の髪」である必要があるのでしょうか?
市場には人工毛のウィッグもありますが、多感な時期の子どもにとってそれは単なる被り物ではありません。
✔ 自然な見た目
人毛は光の反射や揺れ方が自然で、周囲の視線を気にせず学校生活を送れます。
✔ アレンジの自由
ドライヤーやアイロン、結ぶ・カットするなど、自分の髪と同じように扱えます。
👉 この活動の本当の価値は
髪を贈ることではなく、「自信や日常を取り戻すきっかけ」を贈ることにあります。



初対面でまず目に入るのが髪の毛ですから、本当に当事者にとってはナイーブな問題です。自信を取り戻すための活動って素敵な理念ですね。
2. 活動の歴史
海外から日本へ
ヘアドネーションは1990年代後半、アメリカの慈善団体から始まりました。
日本での広まり
日本で最初に本格的に活動を始めたのは
2009年設立の NPO法人 JHD&C(ジャーダック/JAPAN HAIR DONATION & CHARITY) です。
当初は美容師たちが「技術で社会貢献できないか」と始めた小さな取り組みでした。
その後、
- 芸能人やモデルがSNSで発信
- 学校の自由研究として参加
- 男性の寄付も増加
などにより、現在では広く知られるボランティアとなっています。



何とかチカラになりたい。こんな小さな善意が少しずつ集まり大きなうねりとなって広がっていく…。
近頃は何かと人間の悪意による問題が世界各地で起きてますが、やはり人間の本質は善意であると改めて気付かされました。
3. ルールと注意点
善意を無駄にしないために
「切って送るだけ」と思われがちですが、守るべき条件があります。
① 長さは31cm以上
最も重要な条件です。
ウィッグ制作では髪を折り返して植え込むため、
31cmでも完成品はショートボブ程度になります。
ロングウィッグの場合は50cm以上必要になることもあります。



お相撲さんの大銀杏結うのに20㎝伸ばさないといけないのに、軽くそれの1.5倍の長さっ!
② 完全に乾いた状態で送る
濡れた髪は厳禁。
湿ったまま輸送するとカビや雑菌が発生し、
他の寄付髪まで使えなくなる可能性があります。



雑に考えると雑菌の餌食に…。くれぐれも取り扱いは慎重にいきたいですね。
③ 髪質は基本的に不問
- カラー毛
- パーマ毛
- 白髪
- くせ毛
多くの団体で受け付けています。
ただし、
👉 引っ張ると切れるほどの重度ダメージ毛は不可
工場で品質を整えるため、多少の違いは問題ありません。



約束を守らないと全てが台無しになってしまう!
ちゃんとルールをよく理解して『善意の押し売り』にならないように注意が必要ですね。
4. 現在の課題
温かい活動である一方、いくつかの問題も抱えています。
① ウィッグ製作費の不足
髪は寄付でも、制作には費用がかかります。
👉 医療用ウィッグ1個数十万円!
熟練職人による手作業のためです。
そのため多くの団体では募金も必要としています。



特に寄付文化の根づいていない日本において団体の運営資金不足の問題は喫緊の課題です。
② 長い待機期間
1つのウィッグに必要な髪は
20〜30人分
需要に対して供給が追いつかず、
受け取りまで数年待ちのケースもあります。



30人っ!!ひとり分のウィッグを作るのに小学校1クラス全員がラプンツェルにならないといけないって思うとその大変さが分かりますね!
③ 「髪があることが正解」という圧力
最も繊細な問題です。
ウィッグ提供が
👉 「髪がないのは隠すべき」というメッセージ
になってしまう可能性があるという議論があります。
本来は、
髪があってもなくても尊重される社会
が理想です。
ヘアドネーションは
あくまで“希望する人のための選択肢”
であるべきとされています。



確かに理想はそうだろうけど、あくまでも大事なのは当事者の子供たちの気持ち。大人の理屈を振りかざすだけではなく、子供たちの想いに寄り添うことが一番大事ですね。
まとめ
あなたにできる支援
ヘアドネーションは、自分の体の一部が誰かの力になる非常に個人的で温かいボランティアです。
協力したいと思ったら、
✔ 髪を健康に伸ばす
✔ 募金で支援する
✔ 活動を周囲に伝える
どれも立派な支援になります。



どう?理解できたかしら?



いやー勉強になったよ!知らない素敵な活動ってまだまだあるんだなー。
私も髪伸ばして寄付しようかな?



本気ならやってみれば?あなたはヒゲの方が早そうだけど。



よっしゃー!今晩はわかめサラダ大盛りでっ!



あなた、やっぱりふざけてるでしょ?(怒)






